2019.03.22
前回の所信表明で終わることなく、ここからの実践フェーズがいちばん大切なところであります。所信表明だけでなく、このことを実現していくためにディレクターとともに、作成してった中期経営計画を睨みながら、「実際にはここではもっと支出がある。」「ここで人員が足りなくなる」など経営のリアルを考えながら、数字の目標と大切なブランド戦略を同時に考えていきます。この時点で経営にブランドを中心としたデザイン視点を入れていくことが今回の最重要な部分であり、そのことの指摘をしました。
皆さんに「ここからが本番です」と伝えながら、実現の方法として経営のあり方を考えていきました。なかには事業承継を進める方法を考え、また新たなビジネスの実践を行う道筋を考え、またある企業はインナーブランディングのためのプロジェクトチームを組んでもらいました。これまでは基礎フェーズであり、ここからがデザイン経営で神戸から日本を代表する企業となるための実行フェーズであります。今回のデザイン経営体験の歩みを止めることなく、進んでいくことを各企業様と約束し、今回の事業の結びとしました。