Pickup Creators

2023.11.27

Vol. 26

シンプルで心に響くデザインを

透明感を放つウェブデザイナー 

船石 琳子

|KOBE CREATORS NOTEに登録したきっかけ

岡山から西宮に引っ越してきて、これから神戸を軸に仕事の幅を広げたいと思ったときに、まずはクリエイターとして神戸の方に知ってもらえるように、クリエイターが登録できるウェブサイトがないかなとリサーチしたところKOBE CREATORS NOTEを見つけました。

クリエイターがどんな方が登録しているのかを見ていると、一緒に仕事をしたことがある方もクリエイターとして登録されていたので、迷うことなく安心して登録できました。

|好きなことを仕事に

中学生の時から趣味でホームページを作成していたことがあり、漠然と楽しかったこという印象に残っていたので就職する際に好きなことをやってみようとWEB制作会社へ入社しました。大学では心理学を専攻していたので、別分野への挑戦でした。仕事としては未経験でしたが、自分の好きなことなので独学で勉強しながら東京の企業で数年間経験を積ませていただきました。その後、2018年よりフリーランスでの事業をスタートしました。

|仕事へのこだわり

現在は、直接ご依頼いただくのではなく制作会社を通しての依頼が多いので、これからはクライアントと直接やりとりできるような仕事もしていきたいと思っています。クライアントが求めているものをしっかり表現できるように、直接やりとりすることは非常に重要なことだと考えています。色々な働き方があると思いますが、私は直接やりとりをして温度感を感じながらクライアントの要望に応えたいです。

普段から、デザインのトレンドは集めるようにしています。若い方をターゲットにしているデザインや美容系などのデザインがクライアントに求められることが多いです。休みの日には、パンを焼いたり映画をよく見に行きます。アニメも観ることが多く、絵のタッチや表現方法など勉強になることばかりです。

常に考えてこだわっていることは、目的に繋げるにはどのような構成をしたらよいかなどの細かいニュアンスが伝わるような設計をしていくことです。自分の中では、あたり前のことなので言語化することが難しいですが、簡単にできあがるものではないので、デザインからすべて妥協なく向き合います。

|人の感情を動かせるのは人がつくり上げたもの

なんとなくかっこいいものを作ることには魅力やときめきはなくて、目的が伴っていないと意味をなさないと考えています。いいデザインとは、かっこいいだけではなく人の感情を動かすもの。そして、目的に適したものだけが意味のあるものとして存在できるのではないでしょうか。Aiができることがどんどん増えてきていますが、一見同じようなものは出来上がってもクライアントに寄り添い求められていることを細部までデザインして、無機質なものではなく、感情に響く作品が生まれるのは、やはりクリエイターがこだわって創り上げるものだと思います。

 

|オシャレな街神戸

私にとって神戸は自然と都会の間にあり、洗練されている街。街のデザインや、異人館のような文化もあったりただの都会というよりかは、自然と文化が共存するオシャレな街と感じています。ぜひ神戸の方に私の作品を知ってもらい、一緒にお仕事ができれば嬉しいです。

|URL
http://kobecreatorsnote.com/wp/creator/arne

https://arnedesign.jp/

撮影場所:神戸市役所1号館 1階ロビー